中国が保有する米国債の残高は7月末現在、2009年以降低い水準の8218億ドルで、4カ月連続米国債を売却していることが18日発表された米財務省の国際証券投資統計(TICデータ)で明らかになった。
中国が保有する米国債の残高は昨年4月以降、1兆ドルを割り込んだままで、今年5~7月にかけて毎月100億ドル以上売却されているという。
ここ数カ月、中国が米国債を連続して売却しているが、反面利回りの良い社債を買っていると指摘されている。
中国外為管理局の公式発表によると、7月末までの外為残高は6月比0.35%増の3兆2043億ドルで、2カ月連続増加したという。